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宝厳院(ほうごんいん)の紅葉ライトアップ    


宝厳院は嵐山にある臨済宗天龍寺派の寺院で天龍寺の塔頭です。宝厳院は室町時代に創建されましたが現在の建物は室町・安土桃山時代に再建され,現在地には平成14年に移転しました。宝厳院の庭は借景回遊式庭園で室町時代につくられました。宝厳院の庭園は春・秋の特別拝観日のみ一般公開しています。
宝厳院のライトアップは17:30から20:30までですが,どういう具合になっているか下見に行くと16:50にはすでに列が出来始めていたので列に並ぶことにしました。その後,段々凄い列になってきて,どこまで列が続いているのか判らないくらいになっていました。実はこの列は宝厳院に入るための行列では無く,入館券を買うための行列だったのです。宝厳院ライトアップの招待券やチケットを前もって入手していた場合には列に並ばなくてもすぐに入場できるのです。 宝厳院のライトアップは拝観料は600円なのですが,京福電鉄嵐電主要駅(四条大宮・嵐山・北野白梅町・帷子ノ辻)の駅窓口では宝厳院夜の特別拝観セット券セットチケット700円(拝観入場券600円+嵐電乗車券200円+駅の足湯利用券150円)が販売されています。宝厳院夜の特別拝観セット券セットチケットを購入しておくと待たないで拝観できるので購入しておくことを強くお奨めします。問い合わせは京福電鉄鉄道部運輸課(075)801-2512です。ここ数年は毎年発売されているようです。
宝厳院のライトアップでは45分間ゆっくり見て周ってきました。多くの人が見にきていましたが宝厳院の内部は身動きできないほどでは無く充分楽しめました。通常のライトアップではISO100とかISO200で撮れるのですが,宝厳院のライトアップでは光量が少なくISO400までしか対応していないコンパクトカメラでは綺麗に撮れなく,LumiX DMC-FZ28を使ってISO1600で撮りました。三脚は使用禁止なのでデジカメを柵などで固定して2秒タイマーで撮りました。柵など固定できない場合や高い位置から下に向けてとりたい場合は2秒タイマーで手の上にデジカメを乗せて撮影しました。
宝厳院へはJR嵯峨嵐山」駅から徒歩10分, 京都市バスの嵐山天龍寺前バス停から徒歩5分で行けます。紅葉の時期は午後は特に渋滞しますので、バスは避けたほうが無難です。
京都府京都市右京区嵯峨天竜寺芒ノ馬場町36    宝厳院の場所はこちら


宝厳院の紅葉ライトアップの画像 宝厳院の紅葉ライトアップの画像 宝厳院の紅葉ライトアップの画像
宝厳院の紅葉ライトアップの画像 宝厳院の紅葉ライトアップの画像 宝厳院の紅葉ライトアップの画像
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